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の部屋 | Update 2005/03/21 |
前車プレリュード(E-BA8)のドアに指を挟んで骨折したのが2003年1月17日。それから2ヶ月経ち、そろそろ12年目の車検を通すか買い換えるかを決めなければならなくなった。結構気に入っていたのと欲しいと思えるクルマがなかったこともあって車検を通す方に傾いていた頃、 ネットのどこかでRX-8の話を聞いた。以前から乗ってみたかったロータリーエンジン車が4月に出る。しかも、300万を切るという。 最初は、乗れたらいいなぁ、だったんだけど、時が経つにつれ乗りたいに変わっていった。そういえば、友人がマツダの販売店にいたっけ。昔もらった名刺を探し出して電話を掛けた。
「友達のよしみで安くなる?」
「ならないなぁ」
その後、彼の職場へおじゃました。久々に会って、こんな顔だったっけ、と少しとまどってしまった。いろいろ話を聞いたが、やはり値引きは期待できそうにない。それに納車は最低でも3ヶ月の見込み。プレリュードの車検は4月で切れてしまう。そのうち昔話に花が咲いてしまい、クルマの話そっちのけになってしまった。
車検が近づけば当然ながらホンダの担当者からは次のクルマを勧める電話がちょくちょくかかるようになる。試乗してみないかと持ちかけられた。実際かなり気になっていたのでお願いすると、わざわざウチまで持ってきて好きなところを走っていいという。近くの峠を走らしてみた。アコードユーロRは悪いクルマじゃないし、むしろ扱いやすくてそれなりに飛ばせる。それにFFだしインテリアの質感も高い。プレリュードと同じ走り方ができて冬道も安心。もう、いい歳なんだからこれくらいのクルマがいいのかも、とも思ったりした。
自宅でパソコンを立ち上げると、ついRX-8関連のホームページを見てしまう。マツダの公式ページ、2ちゃんねる、Motor Magazine、carview、WebCG、CAR news net…etc. 発売前のクルマにも関わらず、情報であふれかえっている。曰く「REの復活」、「かなり高い後席の居住性」、「望外と思えるほど実用的」。そして、フロントビューがどことなくS2000を思わせた。いつか2シーターを買う日が来たらこれにしようと思っていたS2000。背中を押された気がした。
4月15日。「マツダRX-8 ご予約申込書」を書く。そして、4月26日に正式に新車自動車注文書に署名、捺印した。
Type S(6MT)、ベロシティーレッド。やはり値引きはゼロだったが、11年落ちのプレリュードを下取ってくれ、納車までの間代車を貸してくれるという。付けたのはMP3対応CDプレーヤーのみ。BOSEプレミアムオーディオと18インチタイヤ、スポーツサスはType Sでは標準装備だ。 ホンダの担当者にRX-8に決めたとの電話を入れた。そろそろ潮時だったかもしれない。マメな担当者でこの人がいたからホンダ車を買っていたようなものなんだけど、工場の方は真剣みに欠けるきらいがあった。昔、インテグラに乗っていたとき、気が付いて取り替えてくれるだろうとスモールランプが切れたまま12ヶ月点検に出したら、異常なしにチェックが付いてそのまま戻ってきた。また、プレリュードの時はドアの板金を頼んだらペーパー掛けの筋が見えるような修理で帰ってきたり、車検に出したらコイン入れに入れていた500円玉だけ無くなっていたこともあった。さすがにこれは抗議した。
うちの奥さんには、正式に注文するまでははっきり言わなかったけど、カタログ見せて「これ買った」というと「やっぱりね」と言われた。ばればれ。
納車まで3ヶ月まてばいいと軽く考えていた。しかし、長かった。代車のキャロルは4WDでやたらハンドルが重く、オーディオはラジオのみ。家に帰ればのどの渇きを癒すようにネットでRX-8の情報漁り。「RX-8どうよ?」「スポーツカーと違うんじゃないか?」「マツダのラウム」…2ちゃんねるは相変わらず口が悪いやつばかりだが、RX-8の話題にふれるたび早く来ないかとむしろ待ち遠しくなる。気になっていたことも調べる。今までFFで楽をしてきた冬道がFRで恐怖にかわらないか、とか、新車にいたずらされたり日に焼けたりするのが心配で、どうやって保管するかとか。
バイクのブーツを物色していてちゃねスポーツを見に行ったら高圧洗浄機が安かった(4月20日)。これが後で大活躍するんだけど、このときはただの衝動買い。荷物が届いて実際に使ってみると、やはりコイン洗車場と一緒でうっすらと残る汚れはスポンジなどでこすらないと取れないので、少しがっかり。
簡易ガレージも調べてみた。ポータブルガレージ、アコーディオンガレージ、そしてテント型カバーのテマトラン。簡易ガレージは前後左右に余裕が必要で、現在クルマを置いている場所はほとんど前後の余裕がない。次善の策としてテマトランが有力。カーポートも考えたけど、露出していると近所の子供のいたずらが心配。ホコリでも乗っていようものなら、指で落書きされる。いたずらは衝動的なものがほとんどだから、目に付かないようにするのが一番だと思う。
納車待ちの間、マツダの友人からいろいろ情報をもらったり(そのたびに昔話に花が咲くのだが)、家族でX-MEN2を見に行ったり、2ちゃんねるをのぞいたり、関連雑誌を買ったりしてRX-8を心待ちにしていた。予約特典のミニカーが届き、プレミアムキーの引換券が届いた。そして、友人から朗報。輸出車用のエンジンを国内向けに回すため、納車が早まるという。しばらくして同じ話が2ちゃんねるでもちらほら聞こえるようになり、納車組が増えていく。さらに朗報。試乗車が別な店舗に入ったので乗ってみるか、と言われ奥さんを連れて行った。Type Sを試乗したが、なぜか販売員は同乗しなかった。初めて乗ったRX-8はペダルのオフセットと間隔の狭さが気になったが、タイトなコクピット、静かでスムースなエンジン、思ったより普通な感じのするハンドリングが印象に残った。あとで知ったが、その店舗で応対してくれた方は友人から「契約した人だから好きなくらい乗せてやって」といわれていたそうだ。
友人から電話があり、納車日が5月23日に決まった。
簡易ガレージはテマトランに決め、一番安かった楽天のショップに注文したのが5月19日。5月20日には自動車ローンを販売店に払い込んでもらい、5月21日に未修理で帰ってきたコムテック(二度とここの製品は買いたくない)のエンジンスタータリモコンを引き取りに寄ったオートバックスで、たまたま目にしたウィルソンの防汚ポリマーを購入。
この日は休みで、天気も上々。午前中に連絡を入れると、用意ができたら電話するというので待つ。ドラムを叩いて待つ。持ってく物を確認して待つ。昼飯を食って待つ。なかなか連絡が来ない。午後2時過ぎた頃にやっと電話があり、代車に乗って取りに行く。友人はいままでクルマの保護コーティングをぬぐって、シートのビニールを剥いでいたそうだ。一通り眺めた後車庫証明シールを貼り(リヤサイドウィンドに貼った)、装備を確認し(3個ある牽引フックは2個まで収納可で、1個余る。客には2個だけ渡すことになっているそうだ)、その後、店舗内に戻り「確認しました」の書類にサインする。この時点で見つけられなかったのが悔やまれるが、その話は後で。
新車はやはり緊張する。体が慣れないせいもあるし傷つけたくないという気持ちも強くて。帰宅途中寄ったガソリンスタンドではなじみの店員が興味津々といった感じで話をしていた。その日のうちにワックス掛けしようと思っていたが(塗装が落ち着くまで待つよりも保護の方が優先だと思う)、峠の友人が見に来たので延期。
正確に言うとコート剤なのだが、やってることはワックス掛け。2液タイプのコート剤でウィルソンの「防汚ポリマー」。2液、というところがエポキシを思わせてつい買ってしまった。あとでネットで調べてみるとスーパーイオンコート1と防汚ポリマーを試すというページでテスト記事が公開されている。スーパーイオンコートの方が能力が高そうだったが、僅差なので後悔しないことにした。塗りやすさとふき取りやすさはまぁまぁ。以前使ったリキュートグラスに比べれば楽。オーリーは塗りもふき取りも楽だったけど、持続力は今ひとつだった。ボンネット、ルーフと面ごとに仕上げていく。以前、プレリュードで失敗しているので、布類は少しでも汚れたらこまめに取り替えた。クリア塗装の中にホコリの閉じこめが点在するのが目に付く。これくらいは仕方ないか、と無視する。だが、左ドアを塗っているときに塗装の不具合に気が付いた。エアインチョコの断面のような荒れた表面。塗装ノズルにまとわりついた泡が付着したと思われる。やっぱりな。後厄だから何もないはずはない。前厄の時からいままで不運をさんざん味わってきたのだから、きっと何か起こると思っていたけど、これはダメージ大きかった。もっとも、FD3Sのサイドシルに補強が入ってなかったという人(すでに公開終了)に比べればマシなんだけど。
見ているだけじゃ進展しないので、写真を撮っておき、コート作業を完了させてからマツダの友人に連絡を入れる。この日は用事があるのであとで見せる約束をした。
夕方、軽米へ出発。100キロ強の楽しい慣らし運転になるはずだったけど、出鼻をくじかれてしまった。 あらかじめ慣らし運転の計画を立てていたので、3000rpm縛りで走る。 500Kmまではこの回転数で我慢して、越えたら4000rpm縛りで1000kmまで、と 500kmごとに1000rpm上げていって3000kmで完了というスケジュール。暗くなってきたのでライトを点ける。ロービームはHIDなので猛烈に明るいけど、ハイビームはハロゲンなので完全にHIDの明るさに負けている。3000縛りは思ったほどストレスは溜まらなかったけど、こんなにタコを見ることはないだろうな、と思うくらい回転数を気にしてた。上り坂でギヤを落とすと亀のような遅さ。でも、コートが硬化するまでは洗車できないので、虫が付かないのは助かる。
翌日、娘の運動会を見て午後7時頃に帰宅した。燃費は 338.1/37.0=9.14Km/L (max3000rpm) 主に軽米往復。ドリンクホルダーはばっちり暖まります…
テマトランが午後1時頃に届いた。運送屋のお兄さんが興味津々で話を聞いてくる。彼もやはり観音開きを見たがった。この日も天気が良くて、さっそく設置作業をした。3時間ほどかかって設置完了。説明書に従えば特に面倒なことはなかったが、固定のためのペグ(杭)が土中の石にぶつかり、なかなか刺さってくれない。苦労して刺したのに抜けやすい。倒れはしないか心配だ。擦り傷防止のためにウレタンをカバーの内側に接着剤で貼り付けるのだが、潜り込んで作業しているうちにいつの間にか髪の毛に接着剤が付いていたりする。
カバーなので、当然傷が付くことが予想される。車の上面(ボンネット、ルーフ、トランクリッド)以外の周囲にぐるっとふれている。特に強く当たっているところがリヤバンパー、フェンダー、ドアノブ、ミラー、フロントバンパー。土や砂が傷のおもな原因だから極力つかないようにしなくては。
夕方4時半頃、マツダの友人のところに行って塗装の不具合を見せる。ドアの交換をして欲しかったが発注しても未塗装の物がくるだけで、再塗装しか手はなさそうだという。再塗装は色の違いや経年変化が気になるので避けたかった。特にベロシティーレッドは新色なので実績がない。この日は本社の回答待ちということで終わった。
この日、午後6時半頃、震度5の地震があった。宮城県沖地震。遅番で7時半出勤したら職場は大騒ぎだった。
遅番だったので、岩手町ー葛巻ー早坂ー岩洞コースを走ったら500kmを越えた。4000rpmまで解禁。
テマトランは、普通の車体カバーよりは楽だけど、やはりカバーの宿命でこすれが気になる。今は、カバーを掛ける前に車から土埃を排除するようにしていて、晴天時は羽はたきで払ってやる程度でいいが、雨天時などは高圧洗浄機で泥を吹き飛ばしてから、水気をセーム皮で取ってやる。井戸水なので残留分が多く、そのまま乾かしてしまうとかなり目立つ水あかが斑点のように残ってしまう。しかも、頑固で取りづらい。幸い、テマトランはテントのような構造なので、先に車にかぶせて、中に潜り込んで水気を拭き取っている。おかげで、帰宅してから30〜1時間は車をしまう時間に取られている。夜勤帰りだと大変だ。
岩手マツダ来訪。本社の方が見たいというのでこちらから出向く。迷惑掛けたお客に来いってのもおかしな話だと思うが… 結局、再塗装か再塗装費用分の用品ということとなり、用品をお願いすることにする。何を頼むかは帰ってゆっくり考えることにした。
エンジン、ミッション、デフオイル、オイルフィルターを交換。デフオイルは結構汚れていたとのこと。5000rpmまで解禁。
軽米からの帰りにて。
発注した日を忘れたのだが、頼んだのはマッドフラップ フロント 10,000 リヤ 8,000、 スポーツギアケース 13,000、 ラゲッジルームネット
7,400、 キーレスエントリー追加送信機 7,000、 クリーンボックス 2,500、 ノンスモーカーボックス 2,300(円。すべて税抜き、本体価格)
。 わざわざ昨日届けに来てくれた。
さっそくマッドガードを取り付けた。ストーンガードを一部切り取るため、やり直しがきかないので慎重にやったが厚みがあり、金切りばさみではだいぶ手こずった。
ネジと両面テープでの固定。
スポーツギアケースはスキーなど長尺物をトランクスルーを使って収納する「細長い袋」。FR車でスキー場行ったことないからちと不安だ…
クリーンボックスは、グローブボックスに入れて使うが、材質が薄っぺら(ブリスター包装程度)で、紙くずを入れるくらいの容量しかない。両面テープ固定となっているけど、いつ外すか分からないので固定しないで使っている。
ノンスモーカーボックスにはがっかりした。純正の灰皿に植毛風の吹きつけをしただけの代物。
キーレスエントリー追加送信機は車側で登録作業をする必要がある。
RX-8のブレーキで何が不満かって、踏み応えのない(反力を感じない)程度の踏み込みでブレーキが効き過ぎること。足を乗せて効かない程度にブレーキを引きずることができないため、ヒールアンドトーがぎくしゃくする。また、フロントのブレーキダストがかなり出る。RX-8 Styleで格安ブレーキチューンという項目でアタックレーシングのD1、D2が紹介されていた。ブレーキローターに塗るだけというD1とブレーキフルードに混ぜるだけというD2。パッド交換よりは安いんで試してみる。盛岡の代理店がタイヤ流通センターだったので、そこで注文したのが今日届いた。
右のようなパッケージで、おまけにシールが付いてくる。シリンジはD2の容量(100cc)分だけブレーキフルードを抜くためのもの。
D1を筆で塗布したところ。5カ所くらいに塗った。ローター裏側に塗るのに苦労する。この後、ハードブレーキングでローターを熱して反応させると、上右のように黒錆状の皮膜ができる。ブレーキフィーリングとしては、がさがさした感じというか、摩擦係数が上がった感じがする。そのくせ、効き始めはマイルドになった感じ。また、ブレーキダストも若干減る。ただ、薄い皮膜なので数百kmも走ると取れてしまい、定期的に塗布しなければならないので面倒。D2は、効いてるかも…って感じ。やっぱりパッド交換したほうがいいかも…
夜勤帰りの早朝4時ころ。ウェット路面でDSCを切った状態で、右曲がりのコーナーでテールを滑らし、右前を縁石にぶつける。ホイール傷、バンパー右下傷、ハンドル若干左(直進するためハンドル外周で1センチ左)
4本を5万2千円で落札。運賃2060円。
娘たちを乗せてFSKIの友人たちとダベりに田沢湖へ。かなりの重量級の友人が後部座席に座ったが「全然余裕(本人談)」。さすが4シータースポーツ。後部座席も実用的。心配なのは、トランクがあいているかどうかのインジケーターがないので、室内からはトランクの開きっぱなしが分からない。また、リモコンキーにはトランクオープナーも付いているので、便利な反面、なにかのはずみで開けてしまって気づかないでいると、トランク内照明でバッテリー上がりの心配がある。
エンブレム無しを2万円で落札。バンパー全塗装よりもいいと判断。運賃1890円。
ここ数年お世話になっているミスタータイヤマン盛岡南で傷の付いたホイールを交換。また、せっかく落札した18インチのホイールがあるのだから冬タイヤは18インチを履かせることに決める。1本は傷ついてるけど… 久々のタイヤマンだったが、店長が替わっていて見た目体育会系。うーん、前の店長は値引きや在庫探しでがんばってくれていたからこの店ひいきにしていたんだけど…
一つは助手席周りのチリチリ音。岩手マツダのサービスマンに聞いてもらったら、サーモスタット音に似ている。不定期に出てくる。不整地を走ったときや段差などの振動や横Gで出るようだが、一時期頻繁に出た後、めったに出なくなった。もう一つはキーン音。ハンドブレーキを叩くと治まり、すぐ始まる。(後に、リコールで「ダイナミックバンパーの遮熱板の交換」があり、その後出なくなった)
ミスタータイヤマン盛岡南にて。調整後のアライメントは以下
左前 | 測定値 | 下限値 | 上限値 |
キャンバー | -0°19' | -1°03' | -0°09' |
キャスター | 6°13' | 5°58' | 6°52' |
トゥ |
1.5mm | 0.5mm | 2.5mm |
SAI | 11°52' | ||
包括角度 | 11°32' |
右前 | 測定値 | 下限値 | 上限値 |
キャンバー | -0°18' | -1°03' | -0°09' |
キャスター | 6°16' | 5°58' | 6°52' |
トゥ |
1.6mm | 0.5mm | 2.5mm |
SAI | 11°47' | ||
包括角度 | 11°29' |
左後 | 測定値 | 下限値 | 上限値 |
キャンバー | -1°21' | -1°51' | -0°57' |
トゥ |
1.6mm | 0.5mm | 2.5mm |
右後 | 測定値 | 下限値 | 上限値 |
キャンバー | -1°20' | -1°51' | -0°57' |
トゥ |
1.6mm | 0.5mm | 2.5mm |
税込み21000円。 全然まけてくれてないんじゃないか。右前キャンバー強くなっていたのを調整。縁石にぶつかってホイールの下側が内側に押されたからだろう。それと、トーを狭く。調整機構はキャンバー、キャスター、トゥともあったそうだ。キャンバー調整は偏心軸で、今回の調整でカムの可動域(調整しろ)を使い切った。アーム交換まで至らなくて一安心。
この車のハンドリングの印象。ぶつける以前からトーは開き気味だったようで、轍に敏感だったんだけど調整後はだいぶ素直になった。それでも、18インチのせいか轍にハンドルを取られ、まっすぐ走るためには努力を要する。また、低速時はセルフアライメントトルクが弱く、駐車場から出るときなどゆっくり走っているときはハンドルは自分で戻ってくれない。また、中速時は初期回頭性は抜群で「おぉっ」と思うくらい軽く頭が向きを変えてくれるんだけど、その後の切り増しの反応は鈍る。
それと、後方に押し込まれたエンジンにかき分けられて右側にオフセットしたペダル類。運転姿勢が進行方向右向きになる上、ペダルピッチも狭いため当初はクラッチペダルを踏み込んだとき足がフットレストに当たったりしていた。左足ブレーキした後右足にバトンタッチする時、一時的に両足でペダル踏む格好になるんだけどスニーカーでは隣のペダルに当たってしまうため、ドライブの時はウォーターモカシンを履いている。通気性がいいので蒸れないのもポイント高い。ちなみに左座席はそれほどエンジンのせり出しが少ないので、左ハンドル車はそれほどひどいオフセットはないんだろうね。ハンドブレーキも左ハンドル車に合わせた位置のようだ。
ギアは2〜3速間が開きすぎ。2速が低すぎるんだと思う。シフトダウンの時2速に入れようか3速で我慢するか迷う。それと、ゲートに引っかかりがあり真ん中を狙わないと入りにくい。おかげで何度シフトミスしたことか。クラッチも奥まできっちり踏み込まないと切れないようで、ギヤチェンジを余計に難しくする。
気になる点を挙げてみたけど、走りの質感は4シーターの車としてはとんでもなく高い。もちろん、もっと「スポーツカー」してる車はなんぼでもあるんだろうし、そういう車が欲しい人はそっちを買えばいい話。これだけ楽しく走れて、実用性があって、しかも諸費用込みで320万で買える車はそうそうあるもんじゃない。しかもロータリー車に乗りたいのならRX-8という選択肢しか無かった。
冬支度としてワックス掛け。防汚コートを塗る。
ミスタータイヤマン盛岡南でMZ03 225/45-18を税込み125800円で。最初、127000円くらいと言われぎりぎりの値段?と聞くとそうだという。他の店を探したところ、以前D1、D2でお世話になったタイヤ流通センターが125800円でいいというので、ぐらっときた。前の店長はこんな駆け引きしなくてもよかったのにな〜、と思いつつタイヤマンの店長にこの値段を聞いてみた。ちょっと電卓をたたく間があって、その値段で出す、というので頼むことにした。彼がもうちょっと悩んだら流通センターに乗り換えたのに…
センターキャップなし。10750円。送料1570円。
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カーソルで上をなぞると… |
今シーズン当初は雪が少なくて、FRでも楽できるかと思ったが後半に入ってからは結構雪が降った。雪が被っていてはテマトランも掛けられず、雪の中に放置(/_;)
雪が降れば、スキーができる、ということで9日から11日まで安比でスキーをしてきた。板はスポーツギアケースに入れ、トランクスルーに。スキーバッグはトランクの開口部が狭いため入らず、後部座席に置く。この車でスキーに行くには4人は無理のようだ。スポーツギアケースはセンターコンソール上に乗っかることになるので、そのままだと擦り傷が付く。また、左肘に当たりシフト操作の邪魔になるのが気になる。
心配した雪道走行だけど、ミラーバーンさえ避けることができれば心配するほどのこともない。むしろ、リヤがコントロールできるから走ること自体が楽しい。問題になるシチュエーションは、まずミラーバーン。上り坂で苦労するのは言うに及ばず、道路ってかまぼこ状に中央が盛り上がっているため、直進しているつもりでも路側に吸い寄せられるように横滑りしてしまう。スタッドレスが18インチのせいもあるかな。それと、車高が低いことから深い轍(わだち)が大変。除雪車の入っていない裏路地では、雪がおかしな形に固められて氷のこぶがあちこちにできる。だいぶ気をつけていてもこれに腹をぶつけることがある。北国で車高調する奴の気が知れない。
この日、セカンド安比側を通る裏道を走ったが、安比まではスタッドレスが雪を噛める適度な圧雪で、DSCを効かせて走ると尻が滑っても危なげなくカウンターが当てられ、めいっぱい楽しい。ホイールベース長いけど慣性モーメントが小さいので回頭しはじめるとスピンまでの移行が早く、万が一を考えたらDSCは切らない方がよさそう。プレリュードの時はこういう電子制御(ABS、DSC)って無くて気が抜けなかったけど(それが楽しいって話もあるけど(笑)、スピン止まんなくて雪の壁に尻ぶつけたり…失敗したときはダメージ大きいよ(/_;))、楽でいいね。
冬の室内環境でいえば、空調音が結構うるさい。特に足下吹き出しのみの時がうるさいので、足下、デフロスト両方モードにすると少し静かになる。ヒーターも弱くて水温計が上がってからも室内が暖まるのにはしばらくかかる。軽量化のため容量が小さいんだろうか。
ダイナミックバンパーの遮熱板の交換のみの内容。
二日かかる予定。ハザードスイッチは、中で何か外れた部品が挟まっている感じで押せなくなっていた。リコール等では、オイルパン交換(オイルレベルセンサーの誤動作防止。当然、オイル抜くので新品オイルになる)、ダイナミックバンパー交換、EFIのロムのバージョンアップなど。
翌日、戻ってきたけどドリンクホルダーがそれほど暖まらなくなった。なにか対策してくれたみたい。
傷の付いたホイールを落札品と交換。タイヤマン盛岡南にて。15??円。夏タイヤに交換。(この晩、雪が降った(-_-))
会社そばのローソンで追突される。自車が駐車場を出る列の3台目に並び、先頭が右折でなかなか動かないでいるところに、ハンドルを右に切りながらバックしてきたLav4Lに後ろからぶつけられた。バンパー割れ。ナンバーステー、ナンバー曲がり。
状況と相手の免許証の写真を撮り、連絡先を教えてもらう。 昼頃に岩手マツダの友人(俺の担当ね)に事情を話し、仕事帰りに寄る。見積はリヤバンパ45000円ほか合計8万弱。9時頃相手に連絡を取った後、見積書をFAXする。
9日に相手から電話があって、保険を使うことにしました、といっていたにも関わらず12日に保険屋から電話があったときは、まだ迷っていたらしい。13日に再度保険屋から、やっと保険を使うことにしたと電話がある。
ところで、以前のインプレでハンドルの切り増しにあまり反応しない、と書いたけど訂正。ちゃんと反応する。反応しないんじゃなくて、回頭性が高いので曲がった量を多く感じてしまうため、甘めにハンドルを切っちゃう結果として切り増ししてしまうからみたい。
今年初めて、峠を走った。いつもの待避所にレーダーパトがいたが、いつもとは逆向き、つまり盛岡と反対側を向いていた。そういえば、今朝の新聞にレーダーパトを増やし14台になったという記事が載っていた。
しばらく調子よく走っていたが、180°コーナーの何個か手前のコーナー(草原が見え始める当たり)で4000回転から回転があがらなくなった。アクセルを踏み込んでも、吸気音が目立つばかりでパワーが出ない。プラグでもかぶったか。確かにこの冬の間はめった3000回転以上に入れてなかったが。180°コーナーを抜けたあたりから少しずつパワーが戻り始め、数分後には上まで回るようになった。担当の友人に電話を掛けて、そういう事例を聞いてないか訪ねてみたがメカニックは帰った後だったようだった。
バンパー交換のため、担当(友人)がカローラでやってきた。保険屋が手配したレンタカーで、ご丁寧にナビが付いている。でも、思いっきりタバコ臭い。ナビいらないから禁煙車を用意しして欲しかった。これを通勤で使ったけど運転が「楽〜♪」。出かけるときは右折で出るのだけど、手を離せばこの速度でするするとハンドルが戻る。轍に影響されず手放しでもまっすぐ走る。加えてオートマ。なーんもすることがない。だんだん飽きてくる。カーブでハンドルを切るとショックが縮むまで反応がない。親が乗っているコルトよりはいいけど。コルトはハンドル切っても一瞬何も起こらないので初めて乗ったときはびっくりした。ちょっとして思い出したように曲がり始めるんだわ、コルトは。
ともあれ、たまに違うジャンルの車に乗ると自分の車の相対的な位置が分かっていいね。
前日にマツダの友人から電話があり今日の午前に来ることにしていた。ナンバー以外は元通り。マッドガードもちゃんと移されていた。新しくなったバンパーにワックス塗らなきゃ。数日前にウィルソンの2液型のコート剤の新型を入手したので、そのうち天気がよくなったらやろう。
マッドガードだけど、役に立っている。納車して1ヶ月くらいしてから付けたけど、それまでの間にサイドシル下部には飛び石の傷がかなり付いていた。気が付いてからは透明テープを貼っていたけど、洗車などで長く保たない。マッドガードをつけてからはまったく気にしなくて良くなった。スポーツカーにマッドガードは似合わない、という向きもあるけど、ピュアスポーツってわけじゃなし、効果のほどの分からないエアロパーツつけるよりよっぽど気が利いてる。
親が使っている小屋兼ガレージを譲られた。これで安心かと思うとそうでもなくて、以前プレリュードをちょっとの間(数ヶ月)ガレージに入れていたことがあったが、その短い間に上の鴨居から、自転車に付けるチャイルドシート(?)が落ちてきて、Cピラーの脇が凹んで修理に3万かかったことがあったからだ。親は10年くらい車を入れていて何事もなかったというのに。とりあえず、ビニールひもで固定するなど落下対策をした。
テマトランは、それなりに役に立ったと思う。真上にある電線は鳥の巡回地点らしく、糞爆撃から守られたし、猫もよけて通る。冬、洗車できなくてカバーを掛けられない時以外は日光を遮ることができたし。この1年、いたずらもされなかった。それでも布製品という特性からは逃れられず、1年使っただけでかなり劣化し、穴も開いている。風で揺すられていると家の外壁に骨組みの部分が擦りつけられて穴が開き、FRPの骨組みが飛び出してしまうのだ。また、砂埃も布地に堆積している。先日の雪(4月末だというのに)が積もった翌日に車に砂埃が乗っているのを見つけた。普段はテントのような状態のテマトランだが、雪が降るとその重みで車にべちゃ〜っと密着してしまう。この状態で砂埃を挟んだまま横にずれれば擦り傷がつく。風の強い日は気が気じゃない。当初予想した通り、車のサイドなど当たっているところは光沢が曇り始めていて、リヤフェンダーの角は周囲に比べ艶が落ちる。ま、リヤバンパーは新しくなったからいいけど(-.-)
タイヤの空気圧チェック。左前は全く変化無し。他3本は2.2 -> 2.1程度で良好。すべて2.2にしとく。それと、フロントウィンドゥ以外のガラスに撥水剤処理。日が当たらないので親水系(酸化チタン系)は使えない。
追突で傷ついたリヤナンバーを交換した。昨日の夕方に車を預け代車(友人個人の車だ!)を借りた。オーディオの「TEXT」つまみ(右側のつまみ)の動きが渋いことも伝えておく。本日17:30ころ帰ってきた。リヤナンバーは新しくなり、つまみの回転もスムースになった。点検は概ね良好で、エンジンオイル交換サービス(8657km)。前回のリコールで7008km時に新しいエンジンオイルが入っているのだがせっかく無料だというので。
ヤフオクで出品されていたRX-8用のエアコンフィルターを落札し損ねたのだが、これに関連してボッシュより活性炭入りのフィルター(6250円)が出ているのを知った。楽天で税込4,620円で出ていて自分で交換するのも難しくはないようだ。来年あたりには交換しようかな。
10日に峠を走ったが、またもや不調。今回は「2004/04/20」に比べて高めの7000回転あたりからパワーが出ない現象が数度でた。ナイトスポーツの掲示板に似た現象が報告されている(RX-8のエンジン異常??、RX−8サーキット走行で)。どちらも回答は「ディーラーに行ってWDSで点検」だった。マツダの担当者に電話したところ、WDSは仙北営業所にあるんだけど、なんという偶然か今日明日は仙北営業所に詰めているというので、明日の休みに行くことにする。
午後2時頃に仙北営業所のWDSでチェックをしてもらった。20分くらいかかったか。待っている間アテンザとアクセラの試乗をした。走りいいねぇ。きびきびとした走りが印象的だった。FFとして比べると以前乗っていたプレリュード以上で、加えて広さやドアの数などの使い勝手が魅力的。
肝心のWDSの結果は、特に異常なしだった。がっかり。エンジン不調の原因が分かるかと思ったが期待はずれに終わった。ナイトスポーツの掲示板にもあるとおり自分の車だけではないようなので、メーカーで把握して対策してくれてるといいのだが。
雨だったので、小屋(ガレージともいうが)で作業していた。室内に掃除機掛けたり、グローブボックス内に設置していたゴミ箱は結局固定したり。それと、ハンドル下に設けているシガレットソケットの固定テープも剥がれやすくなっていたので新しくし、配線も音を出さないように固定した。また、もらい物のカーナビ(そういえば、取り付けの顛末記を書いてなかった。車を納車してすぐに取り付けた)が起動時に煩雑にシステムエラーを出すため、開けてみてリミットスイッチ類(CD挿入検出等)にエレクトロニックルブを掛けてみたりした。
しばらくフロントドアを開けたままで作業していて、リヤドアを開けようとしたらシートベルトが突っ張ってドアが途中で開かなくなる。RX-8のフロントシートベルトはリヤドアに付いていて、リヤドアの開閉に合わせてフロア脇のスライドレール上をスライドするようになっている。もともとシートベルトは速い動きに対してはロックがかかることになっているが、今回はゆっくりリヤドアを開いても途中でロックがかかりリヤドアが開かなくなる。3回に2回ロックがかかる頻度で、反対側(左側)リヤドアでも試してみたがまったく同じ現象。
担当者に電話してみたところ、ルームランプが点いているか、ヒューズは切れていないかと聞かれた。以前、他の車種で室内回路のヒューズが切れているとシートベルトのロックがかかることがあったからだそうだ。ヒューズは切れていないがルームランプは消えている。開けっ放しでのバッテリ上がり防止で一定時間過ぎるとルームランプは消える。試しに一度全てドアを閉め、また開けてルームランプが点灯した状態でリヤドアを開けてみたら今度は突っ張らない。今度はルームランプが消えるまでドアを開けっ放しにして待った。それからリヤドアを開けてみたがもう突っ張ることはなかった。
しばらく頭を抱えていたが、よもや仕様じゃないだろうな、と説明書をあちこちひっくり返していたところ、ドアの開閉のところにメモ書きがあった。「いずれかのドアを1時間以上開けたままにしておくと、フロントシートベルトがロックします」とあった… 解除は全てのドアを一度閉めろ、とある。解決した旨担当者に電話を入れた。これもバッテリー保護のため(シートベルトのロック解除に電力を食うとか)なんだろうけど、いまどきの車は約束事が多くて困る;^_^)
運転席助手側から出るサーモスタット風の異音はこのところなりを潜めていたが、火曜日の帰宅時になり出したので今度こそ、と助手席側に身を乗り出して(あぶねーな)耳を澄ました。どうも左スピーカ当たりから聞こえる。車庫に入れてから左ドアを開けて下から手のひらで叩いてみて異音を再現できた。翌日は水曜でディーラーが休みのため、1日に担当者に電話で伝え、翌日2日に見せに行くことにした。
午前10時に持って行く。工場のO氏が見てくれることになり症状を確認してもらってから預けて一度代車で帰宅。この日は遅番なのになかなか連絡がないので焦ったが、こちらから電話すると終わっているそうなので取りに行く。O氏の話だとスピーカーの当たりには見あたらなかったが、ドアの開口部はスピーカー周りだけなので、別の音もここから出るのでは、という。ドアからのリンクのロッドがカタついていたので、テープを巻いて応急で制振してみました、とのこと。関係なさそうだが、ミラーの取り付けツメが一カ所折れている、という。今クレーム担当がいないためまだはっきりしないが、クレーム担当に交換を相談してみる、とのこと。
帰宅してから、もう一カ所のガタつき源のグローブボックスを開けてみた。このとき、ダンパー(グローブボックスをスムースに開かせる)のロッドの先のわっかになったところを折ってしまった。痛恨! 瞬間接着剤(セメダインPPX)で付けてみた。いつまで保つか。がたつき対策はグローブボックスのラッチを受けるリングの取り付けネジをゆるめてリングを押し戻しながら再度ネジを締め付けた。これだけで異音は治まってしまった。組み立て精度が悪い。
昨日、車を車庫に入れて毛ばたきをかけていたら、ボンネットに飛び石がぶつかった感じの傷を見つけた。パニクった。写真を撮るのも忘れるくらいあせった。今日は遅番で、午前中からずっと傷の補修をしていた。凹みはないものの、地金が出ているので色を塗らなきゃならない。手持ちのタッチアップを混ぜて似た臭い色にして筆塗り。そして、クリアを塗ってペーパーがけ。でも、やはり補修あとが光の反射のゆがみでわかる。塗った塗料の方が柔らかいのでコンパウンドをかけても先に削れて凹んでしまうし。ううう。
運転席側のスカッフプレートのアルミエンブレムが浮いてきた。放っておけばドアに挟まれてぐしゃぐしゃになりそうなので補修。両面テープで貼り付けているだけなのでブチルゴム両面テープで貼り直し。写真は外した直後で、このあと両面テープを剥がしてブチルゴム両面テープを貼った。
担当の友人が水沢に飛ばされた。いきなりだったそうだ。組合の書記長もやっている彼は、一ヶ月前の予告という慣例も無視されていきなり飛ばされた。友人は気の毒だが、俺は岩手マツダ社員じゃなくて良かった。
フロントフェンダー脇のエアアウトレットなど外装には結構ブラチック部品が使われている。1年経つ今は白浮きが目立ってきた。手元にあったポリメイトをエアアウトレットに吹きかけブラシでこすり、穴一つ一つを拭き取った。いい艶が出た。耐候性はあまり期待していないが。
ワイパーブレードに手持ちのモリワイパーを塗る。また、ワイパーの腕の先のワイパーと結合する部分にも少量塗っておいたので、付け外しがスムーズになった。それと、数週間前にTOTOの消臭スプレーをシート、フロアマット類に掛けておいた。光触媒プラス銀という奴で、効き目のほどは車が新しいこともあってまだよく分からない。臭わないのは効き目が出ているってことなのかな。
以前2003/09/04で書いた「後に、リコールで「ダイナミックバンパーの遮熱板の交換」があり、その後出なくなった」だが訂正。やはり異音はでる。キーンという音で、サイドブレーキやフロアトンネルの当たりを叩くと一時的に止まるが、すぐに鳴り出す。
ヤフオクで半額だったBOSCHのエアコンフィルターAeristoを落札した。
3,125 円+送料600円。
グローブボックスの両脇を押しながらロックを外すと手前に大きく開く。左側にあるダンパーのロッドを、輪になった部分が折れやすいので注意しながら外す。グローブボックス下部のちょうつがいになった部分をグローブボックス全体を引っ張って外す。すると白いエアコンフィルターの蓋が見える。両側に「コ」の字状になった部分が引っかかっている構造で、蓋を手前に引っ張ると外れる。
2個のフィルターが並んで刺さっており、手前に引き出せば取り外せる。外したフィルターにはタンポポの綿毛やら枯葉、細かいホコリなどが上に溜まっていた。空気の流れは上から下に向かっているようだ。花粉フィルターなので、相当目が細かいと思っていたが明かりに透かしてみると意外に隙間が見え、厚さもかなり薄い。いままでちゃんと花粉が取れていたのかちょっと心配になってしまった。
Aeristoを挿入した。エアフローは上から下に向かっているので、矢印は下を向く。純正フィルターがプラスチック枠でできたしっかりした物なのに対し、Aeristoは蛇腹の両脇を合成紙で挟んだだけのヤワな作りで、実際ふにゃふにゃしている。セットしたフィルターの周りには隙間ができていて左右に寄せてみると5mm程度の隙間ができた。一度フィルターを抜き、フィルターの間に隙間テープを挟んで再び挿入し、できるだけ隙間ができないようにした。
オフ会参加のため那須高原へ高速を使って出かけた。台風並みの低気圧通過直後で横風が凄い。高速道路上には折れた枝などが落ちていた。途中、オイル警告灯が点いたため、SAでオイル補充11730km。オフ後、車を見たらボンネット、フェンダー、ルーフ(天井)に小石で着いたような傷。泣ける…
作業時間2時間ほど。
今年は岩手高原にばかり行っている。片道30分程度と近いし、平日4時間券が2200円と安い。コースも未圧雪あり、ジャンプ台あり、モーグルありと楽しませようという工夫が感じられて好感。ただ、強風でゴンドラが止まる確率がやたら高いけど。
道中、尻振りながら走るのが楽しい。DSC切ってコーナーへの侵入速度を探りながら走る。あんまり思い切ってはいって痛い目見るのはヤだし、金かかるし。おそるおそる走っていた先シーズンと違い、今年はきれいに尻が回る。幸い通勤途中などでも、ブラックミラーにも遭遇していないし、ほとんどの場合、轍を避けていればグリップするものだ。FRの楽しさを満喫。
今シーズンに入ってから、寒い日にパワーウインドウがオートで閉まらない。販売店で見てもらい、モーター交換となった。このとき、右リヤドアの凹みに気が付く。心当たりがあった。うちに帰ってからスノーダンプの取っ手をあてがってみるとぴったりあう。小屋に駐車中、オヤジがスノーダンプをしまうときにぶつけたようだ。ここはアルミだから凹みやすいんだよな。ムカつく…
1時間程度の作業。対策品のモーターらしい。