DTXPRESS

Since 1999/07/12 (Update 2003/03/15)

 


 この部屋はとっても、控えめです。なぜかというと、ドラムを始めるのはこれが初めてだからです^_^;; でも、以前からドラムがとても楽しそうでいつかは、と思っていたので今はうれしくてしょうがない状態です(笑)

下調べ

 まずは、下調べから始めました。ヤマハのホームページでDTXとDTXPRESSのページが結構詳しい。それと、楽器店でカタログ集めとDTXの試奏。ここで、ローランドでもV-Dramsというエレドラを出していることを知ります。でも、高い‥ その後、ヤマハのホームページで質問をメール(その日のうちに返事が返ってきました。)。ここまでで分かったのは

  1. キックペダル、椅子、ヘッドホン、スティックは別売り
  2. モノラルパッドはミュートやリムショットができない
  3. DTXPRESSセットはすべてモノラルパッド
  4. しかし、トリガーユニットのトリガーはすべてステレオパッド対応
  5. 各パーツの合計とDTXPRESSのセット価格は変わらない
  6. パッドの寿命は一日2〜3時間の練習で2〜3年は持つ
  7. カップ用パッドに対応している
  8. 仕様変更があってもトリガーモジュールのバージョンアップは対象外(CD-Rのファームのような書き換えはない、という意味)

 価格は送料を考えると、通販も地元の楽器店も大差ないようでした。それならアフターを考えると地元有利です。

 どうせバラで買ってもセットで買っても値段が一緒ならバラで買って、一部のパッドをステレオ仕様にしようと思いました。それとカップの追加。それらを楽器店で相談したところ、パラ売りオーケー。セットでないと付いてこないのでは、と心配した接続コードなどはパッドに付いてくるのでした。

 結局、この楽器店で発注したのは

トリガーモジュール

DTXP

ドラムパッド

TP60(4個)

ドラムパッド

TP80S

シンバルパッド

PCY60

シンバルパッド

PCY80S

ハイハットコントローラー

HH-60

キックパッド

KP-60

ラックシステム

RS60

シンバルカップパッド

PCY10

キックペダル

FP700

椅子

DS740

で、税込み134,400円でした。DTXPRESSの標準からはスネアとシンバル一枚づつをステレオ仕様に変更し、カップパッドを追加したことになります。

到着!

 6日の夕方(出社前!)に発注して二日後の8日、留守電に内容なしのメッセージが残っていたので、楽器店に電話してみたら商品が届いていました。待ちきれないのでさっそくオヤジのワンボックスを借りて取りに行きます。おまけで、スティックとDTXPRESS販売促進用のビデオをもらいました♪

 バラで買ったせいなのか、結構な荷物の量です。部屋に並べて記念撮影。

やっぱり結構な量でした。プレリュードで取りに行かなくてよかった(笑)

 取り扱い説明書は、それぞれの製品に付いている物のみで、セットとしてのマニュアルはありません。骨組みたるラックの組立から始めました。組み立てていくうちに、ナットが一つ足りないことが分かり、応急処置で手近にあったナット(マンテンのファングル用の回り止めフリンジ付きナット)をひっくり返して使いました。(後日、販売店よりナットが届いた、との連絡がありました。2週間ほどかかったような。付属の黒ナットと異なり、クロムのナットでしたが、穴に回り止めのナイロンが付いているものなので、ゆるみ対策部品なのかも)

 それほど悩むことなく組立は完了。要所(トリガーモジュール取り付けビスなど)に回り止め剤を使用しました。

 配線は、標準通りですが、スネアにステレオ仕様のパッドを使い、左側のシンバル(7 CRASH)にステレオ仕様のシンバルパッド。また、カップパッド(シンバルパッドと組み合わせるための長目のチルターやフェルト、ケーブルなどが付属)は右側のモノラルパッドと組み合わせ、9/10端子に接続しました。

叩く!

 ナニはともあれ! 組みあがったらもう叩くしかないです。ヤマハのヘッドホンYH-5M(トラブルが多いけど個性的)をつなげて叩いてみました。マニュアルはヤマハらしい横文字の造語に溢れたもので、一度で理解するのは不可能。でも、叩けばちゃんとドラムになりました! ヤマハのマニュアルって、To HOST(シリアルでいいじゃん)とかバーチャルセッションプレイ(AUX端子つき、でいいじゃん)とか面倒な横文字(っていうか、ヤマハ語)が多いけど、理解できるようになると合理的かな、と思います。

 ドラムたたくマネするウチの娘。カッコだけは一人前です(笑)

1999/09/05

変色?

 今年は猛暑でしたけど、同時に湿気も凄かったせいかラックの塗装が変色してきました。

 クランプを動かした後との境がはっきり写っています。変色したパイプは床に接する水平部分とそこから垂直に立つ部分の合計4本です。研磨剤以外のいろんなケア用品を試してみましたが、だめでした。

 

トリガーの調整

 パッド自体はヤマハ純正だし、接続もマニュアル通りなのでほとんど無調整でオーケーなのですが、ミストリガを防ぐためか、ゲインが控えめでゴーストノートのような弱い打撃が拾えないので、少し調整をしてみました。

 トリガーセットアップモードの「Gain」を上げていくと、小さい打撃も拾えるようになります。その代わり、関係ない振動でも発音してしまうので、ラックを叩いたりほかのパッドを強く叩いたりしても鳴らない程度に「Gain」を抑えて、打面以外からの振動を拾わないように調整します。

キックパッド不調

 長く叩いているうちに、一時的にバスドラの音が小さくなったり出なくなったりするようになりました。数小節の間、すうっ、と音が小さくなり、また復活します。キックパッド自体からでる音は聞こえるので、打撃力が小さいせいではないと思います。パッドか本体かどっちに原因があるのかまだ不明です。 (2001/12/10)どうやらキックパッドの不調は接続部の接触不良のようです。

やっぱし、いい!

 本物のドラムじゃないから、違いが気になるところはあるんだけど、メリットの方が大きいですねぇ。うまくなろうと思ったら練習量がものをいうだろうし、本物のドラムじゃ叩く時間帯が限られてしまいますから。それに、メトロノームなどの付属機能も便利だし、音が出る分、練習台よりはずっと楽しく練習できます。それにしても早く上手くなりたいぞっ^_^;;


ギタドラ!(2001/12/10)

 ひさびさの更新ですね。先日、ドラムマガジンを立ち読みしていたらDTXPRESSの広告のページにドラムマニアの文字が!アンケートはがき(ん? ホームページだったかな)に「ドラムマニア(PS2)と繋がるとうれしい」と書いた私としては見逃せません。さっそくヤマハコナミのホームページでチェック。

 必要になるのはPlaystation2、TV/モニタ、ギタドラ!、USB-MIDIインターフェースでした。もちろんDTXPRESSも。

 DTXPRESSを壁に向けて設置しているのでモニタを置く場所がありません。液晶テレビも考えましたが価格で断念。そのころ都合よく通販のメールでオリンパスのアイトレックが29800円という案内があり、これに飛びつきました。注文してから「まてよ、これを掛けたらドラムが見えないんじゃないか?」と気づいたのですが後の祭り。まぁ、届いてから考えようということにしました。

 USB-MIDIインターフェースはヤマハ純正のUX16を地元の販売店で1割引の4500円で。そして肝心のギタドラ!は中古であったのでそれを購入しました。あまり安くなってませんでしたが。

 で、繋げたのがこれですが、もうスパゲッティ状態です。みかんの箱と洗濯物はあまり気にしないように(笑) 接続はUSB-MIDIインターフェースのUSB端子はPS2の前面の空いているUSBソケットへ。MIDI側は「IN」と書いてあるケーブルはインターフェースから見た「IN」なのでDTXPRESSの「OUT」端子へ、「OUT」ケーブルは「IN」端子へつなぎます。さらにDTXPRESSの背面にあるHOST SELECTスイッチを「MIDI」へ切り替えておきます。私はこれを忘れていたため動かなくて焦りました^_^;; それと、ゲームコントローラーも必要になるので1番の方に接続します。あとは音声と画像出力の接続ですが、普段はオーディオシステムに繋がっていて外すのが大変なため、PS2用AV複合ケーブルを買いました。

 

 

 

 

 

 

 当初心配していた「ドラムが見えないんでは?」という点についてはアイトレックを掛けても足下が見える程度の視界が確保されているので、タムパッドから下はなんとか見えます。シンバルは見えないけど目をつぶって叩ける人ならなんとかなります。そのイメージを合成してみるとこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ギタドラ! 期待以上に楽しいですよ。特にリアルモード。ノーマルやイージーよりもむしろ叩きやすいのは少しはうまくなったからかな(笑) 一つ誤算だったのは、体動かすにつれて頭も揺れ、画像も揺れるので酔います。姿勢を正して頭をまっすぐにするようにするといいんですが。

 一人でもくもくとドラムを叩くのもいいんだけど、こういうのも楽しみが増えていいですね。特に一緒にやる仲間がいない時はセッション気分を味わうのには最高です。ヤマハさんコナミさんありがとぉぉぉぉ!

2001/12/12

 やっていて気になったのはハイハットコントローラーを踏むとキャンセル操作になって、一つ前のメニューに戻ってしまうこと。練習モードのとき苦手なところを練習しようと、せっかく途中の小節をセットしてもハイハット践んだばっかりにキャンセルされてまた入れ直しになってイライラするので、DTXPRESS側で対処することにしました。

 VOICEボタンを押し、ハイハットコントローラー践んでKIT=INをfootClVにします。PAGEをNote#にして58(デフォルトは44)に変更します。44からひとつづつ変更しながらコントローラー践んでギタドラ!が反応しない数値を探したらこうなりました。ついでにTRIGもゲームの時はMediumを使うようにしてます。じゃないとゴーストっぽい音まで拾ってしまうもので。


スネアをメッシュヘッドに!(2003/03/15)

 1年半近くぶりの更新です。一番たたかれているスネアパッドTP80Sがそろそろくたびれてきました。2年8ヶ月使っていたんですね。腕の方は全然上達しないのだけど、パッドはちゃんと劣化しています;^_^) ステレオパッドなのでリムショットが有効なのだけど、リムじゃないところでもリムトリガーが発生したりして、演奏していると結構間抜けなところにリムショットが入ってしまったりするのですが、パッドが古くなってきたらよけいひどくなってきたようです。また、ゴムがくたびれてきて反発力がなくなってきて、表面も荒れてきました。そろそろ換え時かな、ということで次のスネアのことを考えていました。安くあげるならTP80Sは新品がたまにヤフーオークションに出るのを狙う。そろそろ生のスネアを叩いてみたい、という気持ちもある。ローランドのメッシュヘッドか、ヤマハの新しいリアルヘッドパッドという手もあるし。

 先日、上京する機会があったのでお茶の水駅界隈の楽器店を歩いて、試奏できるスネアを物色してました。時間もなかったためもあって、せいぜいドラムを扱っている店は4店程度しか探せませんでした。そのうちエレドラを試奏できたのは2店で、ローランドのメッシュヘッドを叩かせてもらって結構良さげな感触を持ちました。ヤマハのリアルヘッドパッドが叩けなかったので、店員に話を聞いてみると、リアルヘッドパッドは堅くて、打音がうるさいということで、ローランドのメッシュの方が評判がいいよ、とのこと。それに、DTXPRESSにも接続できるし。気持ちは一気にメッシュパッドに。

 値引きが渋かった(15〜20%)のと、在庫がなくて注文になるので、それじゃ送料がかかってしまうじゃん、ということで買うのはやめて帰宅。その後、指を潰して2ヶ月ほどドラムから遠ざかっていたのだけど、そろそろ指も使えるようになってきたので、復活記念ということで以前DTXPRESSを買った東山堂に、とりあえずいくら引くかだけでも聞いて、通販と比較する材料にしようと思って立ち寄ってみたのが、4日前の11日。最初、15%と渋かったけど、話をしているうちに思い切って20%引いてくれると。これなら通販よりもいいかな、やっぱし地元だ。とその場で決めてしまいました。カタログの写真を見るとラックへの取り付け穴が、ヤマハは水平だけどローランドは垂直なので、パッドマウントも必要と判断し、パッドPD-120白(定価30,000円)と一緒にパッドマウントMDH-10V(定価2,000円)を注文しました。

 2日後、届いたという連絡をもらって会社帰りに寄って受け取り。さっそくセッティング。パッドマウントのラックパイプ穴が大きかったらどうしよう、という心配をしていたのだけど、取り付けられて一安心。でも、パッドがマウントのすぐそばに位置する純正パッドに比べて上下左右共にかなりオフセットが付くので、ラックの大幅なセッティング変更が必要でした。せっかくなので、いままで気になっていたラックの筋交いも変更することにします。いままでは2本ある筋交いのうち1本がスネアを支え、もう1本が右足(向かって右)を支えていたのだけど、左足周りでぐらぐら揺れるので左足に筋交いを移し、筋交いはすべてスネア側にすることにします。それと、スネアのアームに付けていたハイハットの位置が悪くなったので、音源モジュールを乗せていたアームに取り付け、独立して動かせるように。これに伴い、音源モジュールは右側へ移します。

 いままで使っていたTP80Sはパーカッションに使うことにしたのですが、入力端子が足りない。増設用の9/10(ステレオ)端子にはカップが刺さっています。もったいないので、「ステレオ→モノラル2本」コードを使い、ライド(6)端子のリムスイッチ側にカップをつなぎました。これで端子を節約できたとほくそ笑んでいたのに、カップが鳴らないです(T.T) トリガーセットアップでパッドタイプを変えたり、ボイスエディットで割り当て音源をチェックしてみたりしたけど駄目で、TP80Sをつなげばリムスイッチが効くことから、リムスイッチは感度が低くてパッドでは鳴らせないのではないか、と考えてます。結局、カップ(PCY10)+ライド(PCY60)は9/10(ステレオ)端子につなぎ、音源変更(.ボイスエディットモードでpad=9 V=1 =C/003 C Crash vol=110 Pan=R29 Note#=59 Ch=10。pad=10も同様に)して解決。おまけパッドになったTP80Sはライド(6)端子に刺し、このままではNote番号がぶつかるので適当に変更。いまのところ、これで使えるけど、まだドラムマニアにはつなげていないので、問題が出たらまた番号を変更することにします。

 スネアのPD-120は当然ステレオコードでスネア(2)端子に接続したのですが、リムショットが鳴らないことに気が付きます。リムの叩く位置も正しく、叩く強弱に関わらず音が出ない。リム内部を横切るフレームにリムショット用のセンサーが見えるので、その真下のリムの部分を軽く叩いて見るとリムショット音が出ました。やはり、DTXPRESSのリムスイッチ端子は感度が低いんでしょう。しかし、リムスイッチ感度を独立して変更することができないため、いまのところお手上げ。現在考えているのは、接続コードの途中に半固定抵抗を挟み、パッドの感度を落として相対的にリムの感度を上げたらどうかな、ということだけど、いまはリムショットが欲しい曲がないので放っとくことにしました;^_^)

 ちなみに、写真のスツールに乗っかっているのは、3年前(DTXPRESSを買う前)に秋葉原で500円で衝動買いした振動リュックです。"AURA Interactor"という商品名ですが、500円とは思えない迫力。でかい荷物だったけど買った甲斐がありました。でも、ヘッドホンをかぶり、アイトレックを掛け、背中にこれをしょった姿はかなり奇妙でしょうね(笑)

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